1.パームフルーツオイルとは?
原料はオイルパーム(あぶらやし)の果肉(フルーツ)です。古くは5,000年前のエジプト王国でも使用されていた食用油。
現在ではマレーシアを中心にインドネシア・ナイジェリア・コロンビア・タイなど赤道をはさむ南・北緯10度前後の
熱帯雨林地域で栽培されており、今年は3,500万トンの生産が予想され、植物油の中では大豆油を抜いて世界一の生産高となります。
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2.通常のパーム油(RBDパーム油)とカロチーノの違い
RBD(Refined脱酸 Bleached脱色 Deodorized脱臭)パーム油はカロチーノと同様にカロテンとビタミンE等の栄養素を豊富に含んだ
パーム原油をその原料としています。
RBDパーム油の場合、精製過程で250℃以上の高温で処理する為に、栄養素が殆ど消失していまいます。
一方、カロチーノはマレーシア国立パーム油研究所(MPOB)の開発した特許製法である分子蒸留法で精製する為に、
パーム原油が含有している栄養素をそのまま残した形で精製されている、現在世界で唯一のレッドパームフルーツオイルです。